
昔むかし 名もなき小さな村にファバばあさんは住んでいました ファバばあさんはかつては高名な魔女でしたが、今は一線を退いて隠居生活でした ファバばあさんは男女のふたごを育てていました 兄の久満夫 妹の球磨乃 彼らはファバばあさんの子供でも孫でもありませんでした ある日のこと ファバばあさんがいつものように森に薬草を摘みに行った際 熊の着ぐるみを身にまとった幼いふたごを見つけたのだそうな 兄には久満夫 妹には球磨乃 そう名付けられた※ふたごは、ファバばあさんの愛情を受け、すくすくと成長していきました
※注:ふたごはあまりにも幼くて、自分たちの名前すら言えなかったので むろん、どうやって彼らがこの森にやって来たのかもわかりませんでした 始祖「ちょっと待った、久満夫」 久満夫「どしたの、始祖様」 始祖「この話、とてつもなく長いものになりそうだが」 久満夫「だから最初から長くなるって言ったでしょ いやならここでやめてもいいよ」 始祖「…いや、ここまで聞いたんだ 最後まで文句を言わずに聞いてやろう」
久満夫「何、その上から目線」 久満夫「そういや、始祖様が今着ている服 こないだ買ったKITのだね」
始祖「ああ せっかくのセールでも買いたいと思うものがなくてな CAS系を買うのは初めてだ」
久満夫「頑張って着て元をとってね♪」 ← メタ発言はよせ
どうでもいい補足説明:ファバという姓でお察しと思いますが、ふたごを育ててくれたファバばあさん 孫娘はあのファバ師(L・ファバ)です
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